宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 5 06:40 C3.4
04:55 M1.4
7/ 4 23:10 M1.0
22:00 C4.5
21:23 C4.2
17:03 C3.2
15:16 C2.6
04:20 C2.5
7/ 3 21:07 C2.5
19:52 C2.5
16:29 M1.5
05:46 C4.7

黒点  7/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3727 2 α ---
3729 25 βγ M2
3733 8 β C5
3734 2 α ---
3735 1 α ---
3736 2 β C2
3737 3 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 350 +3.0
-2 h 348 -1.6
-4 h 352 -1.1
-6 h 364 -0.9
-8 h 352 +1.8
-10 h 351 +5.7
-12 h 350 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 5 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
7/ 5 0.3 4x10^2
7/ 4 0.4 3x10^3
7/ 3 0.4 9x10^2
7/ 2 0.3 5x10^2
7/ 1 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 6/30 14:20 太陽風は平均的な速度です。フィラメント噴出が発生しています。
2024/ 7/ 1 13:23 太陽風はやや高速です。太陽は穏やかです。
2024/ 7/ 2 12:00 太陽風は平均的な速度になりました。太陽は概ね静穏です。
2024/ 7/ 3 09:52 太陽風は低速になっています。6月の黒点相対数は 164.2 でした。
2024/ 7/ 4 12:32 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2024/ 7/ 5 12:49 更新
太陽風は低速の状態が続いています。

担当 篠原

太陽風は、グラフの前半は320km/秒で、
後半は350km/秒と少し上がっていますが、
低速の風が続いています。
磁場強度は、5〜10nTの間を上下しています。
最後は5nTになっていて、平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
前半に-7nTと南向きにやや強まる時間帯があり、
AE指数も500〜600nTの中規模の変化が発生しています。
その後は、磁場は0nT付近で変化する様になり、
磁気圏は穏やかになっています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、南西の端近く(右下)の領域で、
M1.0、M1.4と中規模フレアが2回発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

このフレアに伴って、CME(コロナ質量放出)が
太陽の右下に飛び出しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
地球から見ると横向きの噴出で影響はないでしょう。

また、南東の端(左下)で活動が度々発生しています。
可視光写真では黒点が見え始めています。
どの様な領域でしょうか。



南西の端近くで発生した、M1.0とM1.4の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下へCMEが広がっています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。