宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 7/ 3 09:52 更新 太陽風は低速になっています。6月の黒点相対数は 164.2 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、6月の黒点相対数は 164.2 と発表されました。 5月の171.7からは下がりましたが、 現在の第25活動周期としては2番目の大きさです。 1日値は、全て100以上になっていて、 5月1日以降、61日連続で3桁が続いています。 可視光写真の動画を見ても、 比較的安定して黒点が見え続けています。 この高まりはどこまで続くでしょうか。 フレアの発生と共に注目を続けて下さい。 現在の太陽は、比較的穏やかな状態です。 フレアは、南西(右下)の3730黒点群で発生した、 C4.7の小規模フレアが最大で、 その他に、C1〜2の小さい小規模フレアが発生した程度です。 太陽風は、速度が420km/秒から360km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていますが、 磁気圏への影響は小さく、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽黒点相対数の長期変化。6月の黒点相対数は 164.2 でした。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 6月の太陽黒点の推移。SDO衛星。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |