宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/28 12:18 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から320km/秒へ少し下がり、 より低速になっています。 一方、磁場強度は、 昨日の午後から10nTを超えるくらいに強まっていて、 現在も12nTと強まった状態です。 磁場の南北成分は、 今日に入った頃から南向きで推移する様になり、 グラフの最後は、-10nTに達するくらいの強まりになっています。 このため、磁気圏の活動もある程度強まっていて、 AE指数は、グラフの中盤から500nTの中規模の変化が続く様になり、 後半は1000nTと大きい変化も発生しています。 太陽風磁場が南寄りになっている間は、 磁気圏の変化に注目してください。 太陽は、南東側(左下)の黒点群で、 Cクラスの小規模フレアが度々発生しています。 最大の変化は、今朝、28日8時半(世界時27日23時半)に、 3730群で発生したC6.6です。 グラフの最後のC3.9の小規模フレアは、 東端(左端)の少し向こう側で発生しています。 この後、活動的な領域が現れるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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