宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/29 12:15 更新 太陽風の乱れが到来して、磁場が強まりました。 担当 篠原 昨夕、28日18時(世界時28日9時)頃から、 太陽風の乱れがACE衛星で観測されています。 速度は、300km/秒と低速の状態から 440km/秒と平均的な状態に高まった程度ですが、 磁場強度は、10nTから初めに20nTへ、 続いて、30nTへ達する強まりが到来しています。 26日のニュースでお知らせした、 25日のCME(コロナ質量放出)による乱れが 到来した可能性があります。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日のニュース以降も-8nT程度の南向きが続き、 AE指数は800nT前後の中規模の変化が続いていました。 ここに磁場の強まりが到来して南向きが更に強まり、 -20nTに達する変化も観測されています。 このため、AE指数は1700nTに達する大きい変化も発生しました。 しかし、磁場の南北成分は次第に北寄りに傾向が変わり、 磁場強度は11nTと強まった状態が続いていますが、 磁気圏への影響は小さくなって、 AE指数の変化も小規模になっています。 太陽は、可視光写真を見ると、 南半球だけで黒点が10群に達しています。 しかし、活動としては低調で、 C2の小規模フレアが3回発生した程度です。 一方、北東の端(左上)に黒点が新しく現れていて、 ここでもC1〜3の小規模フレアが発生しています。 この後、活動の規模がどうなるか注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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