宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 1/20 13:26 更新 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日未明まで400km/秒台と高い速度が続き、 その後、ゆっくりと下がって、現在は500km/秒です。 高速の状態は続いていますが、 そろそろ終わるのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、8nTから3nTへ一旦下がり、 現在は5nTと平均的な状態に戻っています。 南北成分は、途中までは小さい変化が続き、 グラフの最後で北向きになっています。 AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が続いていましたが、 最後は変化がなくなって静かになっています。 SDO衛星AIA193は、南極から縦に伸びるコロナホールと、 北東側にコロナホールが見えています。 次の影響はこれらの領域になりそうです。 太陽は、南東の端(左下)に新しい黒点が現れています。 X線グラフは、最後にC1.0とC1.6の 小規模フレアが発生している程度で、 全体としては穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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