宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 1/16 12:31 更新 太陽風は高速風になり、磁気圏の活動も続いています。 担当 篠原 太陽の北東(左上)に現れた黒点には、 2932群と番号が付けられています。 昨夕、15日17時半(世界時15日8時半)にC4.2の小規模フレアと、 その前後にC1のフレアが3回ほど発生しています。 また、SDO衛星AIA131の動画を見ると、 中心部で大きくなっている2929群の小さい活動が目立っています。 更にフレアの規模が大きくなれば、注目です。 450〜470km/秒とやや高まっていた太陽風は、 昨夜遅く、15日23時過ぎ(世界時15日14時過ぎ)に500km/秒を超え、 550km/秒の高速風になっています。 グラフの最後では600km/秒に近付こうとしています。 SDO衛星AIA193で中心部に見えていたコロナホールの 濃く見えていた領域の影響がやって来た様です。 コロナホールは、横方向の広がりは小さかったので、 速度の高まりは比較的短い期間で終わりそうです。 どこまで続くか注目して下さい。 太陽風の磁場強度は、 昨夜遅くから今朝にかけて10nT程度に強まっていました。 今朝以降は下がって、5nTと平均的な状態です。 南北成分は、南向きにも強まり、 -5nTを超える変化も度々発生しています。 オーロラの活動度を示すAE指数は、 500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 現在は磁場強度が下がってきたので、 磁気圏の活動も少し小さくなりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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