宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
昨日、C4.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/16 --- ---
1/15 17:35 C4.2
04:29 C2.5
1/14 22:10 C4.3
20:44 C2.1
10:45 M1.8

黒点  1/16 (NOAA)
磁場 フレア
2924 2 β C4
2925 1 α C4
2926 1 α ---
2927 2 β ---
2929 14 β ---
2930 7 β ---
2931 5 β ---
2932 8 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 595 +1.3
-2 h 595 +0.2
-4 h 553 -1.7
-6 h 560 -0.2
-8 h 554 +3.6
-10 h 557 +4.2
-12 h 529 +3.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -57 -/ -
-2 h -46 -/ -
-4 h -42 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
1/16 0.8 3x10^2
1/15 1.7 2x10^2
1/14 0.7 2x10^2
1/13 0.8 2x10^2
1/12 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 1/11 13:29 太陽風は平均的な速度で、穏やかに推移しそうです。
2022/ 1/12 12:55 太陽風はやや低速になっています。
2022/ 1/13 12:27 太陽の向こう側でフレアが発生し、CMEも飛び出しています。
2022/ 1/14 12:50 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2022/ 1/15 14:15 C4.3の小規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まり磁気嵐が発生しています。
最新のニュース

2022/ 1/16 12:31 更新
太陽風は高速風になり、磁気圏の活動も続いています。

担当 篠原

太陽の北東(左上)に現れた黒点には、
2932群と番号が付けられています。
昨夕、15日17時半(世界時15日8時半)にC4.2の小規模フレアと、
その前後にC1のフレアが3回ほど発生しています。

また、SDO衛星AIA131の動画を見ると、
中心部で大きくなっている2929群の小さい活動が目立っています。
更にフレアの規模が大きくなれば、注目です。


450〜470km/秒とやや高まっていた太陽風は、
昨夜遅く、15日23時過ぎ(世界時15日14時過ぎ)に500km/秒を超え、
550km/秒の高速風になっています。
グラフの最後では600km/秒に近付こうとしています。

SDO衛星AIA193で中心部に見えていたコロナホールの
濃く見えていた領域の影響がやって来た様です。
コロナホールは、横方向の広がりは小さかったので、
速度の高まりは比較的短い期間で終わりそうです。
どこまで続くか注目して下さい。

太陽風の磁場強度は、
昨夜遅くから今朝にかけて10nT程度に強まっていました。
今朝以降は下がって、5nTと平均的な状態です。

南北成分は、南向きにも強まり、
-5nTを超える変化も度々発生しています。
オーロラの活動度を示すAE指数は、
500〜1000nTの中規模の変化が続いています。

現在は磁場強度が下がってきたので、
磁気圏の活動も少し小さくなりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。