宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 1/14 12:50 更新 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上)の向こう側から、 活動的な領域が近づいています。 昨夜にC2.9、今朝はC1.3と小規模フレアが発生し、 先ほど、14日11時(世界時14日2時)に、 M1.8の中規模フレアが発生しました。 Mクラスのフレアの発生は、1日のM1.1以来で、 およそ2週間ぶりです。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 これを見ると、フレアが発生した領域はまだ向こう側にある様です。 磁場写真では、磁場の強まりが見え始めているので、 この後、黒点が姿を現すかもしれません。 今後の活動に注目して下さい。 太陽面は、群番号のついた黒点が3つ増えて、 全体で8群になっています。 太陽風は、速度のグラフが乱れていますが、 ACE衛星を参照すると、400km/秒台を割っていて、 後半で見えている様に 350〜370km/秒の低速風になっている様です。 磁場強度は、5nTから7nTへ少し上がっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小規模の変化が1回発生しているだけです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心部に見えています。 2日後くらいからこの領域の影響で、 太陽風の速度が高まるかもしれません。 北東の端で発生したM1.8の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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