宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/10/16 14:10 更新 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、340km/秒とより低速になっています。 磁場強度は、4〜5nTの状態が続いていましたが、 グラフの後半で、8nTにやや強まる変化が到来しています。 磁気圏は概ね静穏ですが、 太陽風磁場が南向きに変化した時間帯に、 AE指数で300〜500nTの変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の北側に小さいコロナホール、 南側に広いコロナホールが見えています。 3日後くらいから、この領域の影響で太陽風が強まりそうです。 太陽は、2882黒点群が西の端にだいぶ近付いています。 この黒点が沈むと、太陽は無黒点になるかもしれません。 X線グラフでは、B9.7とCクラスまであと少し という規模のフレアが発生しています。 2882群の向こう側にあった2885群で発生しています。 GOES衛星SUVI 131、304の動画を掲載します。 太陽の端で発生しているので、 コロナのガスの動きが良く見えています。 太陽の西の端で発生したB9.7のフレア。GOES衛星SUVI 131、304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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