宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/10/15 13:24 更新 太陽風は低速になっています。現在の磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から370km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、全体としては5nT前後で推移していて、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 太陽風のグラフの中盤で南向きの状態が続いています。 このため、磁気圏の活動もやや高まって、 AE指数では500nT程度の変化が半日近く続きました。 今朝以降は、磁場の南北成分は0nT近くと小さくなり、 AE指数の変化も見られなくなって、 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 東半球の南北のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。 4日後くらいから、これらの影響で太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、2885黒点群が西の端に沈みかけています。 2882群もすぐに続いて、太陽は無黒点になるかもしれません。 X線グラフは昨日のニュース以降は変化がなくなり、 太陽は穏やかになっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |