宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/10/14 13:53 更新 太陽風は平均的な状態が続いています。新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒へ下がり、 高まりは終わっています。 磁場強度は、4nT前後で安定しています。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤までは0nT付近で小さい状態が続き、 後半で-3nTくらいの南向きになっています。 AE指数のグラフは、小さい変化が見られる程度ですが、 磁場の南向きの影響で、 この後、もう少し高まるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 東側(左側)の南北両側にコロナホールが見えています。 次の太陽風速度の高まりは、 これらの領域の影響になりそうです。 5日後くらいでしょうか。 太陽は、西側の2882黒点群の右側に新しい黒点が現れています。 X線グラフでは、 後半にC1〜2の小規模フレアが4回ほど発生しています。 これらは新しい領域で発生していて、 2885黒点群と番号が付けられている様です。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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