宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/12 --- ---
7/11 --- ---
7/10 02:15 C4.7

黒点  7/12 (NOAA)
磁場 フレア
2841 2 β ---
2842 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 314 +2.6
-2 h 308 +2.2
-4 h 315 -0.1
-6 h 316 -1.1
-8 h 316 -1.8
-10 h 328 -1.1
-12 h 333 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 11 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
7/12 0.7 2x10^2
7/11 0.8 2x10^2
7/10 1.0 2x10^2
7/ 9 0.7 2x10^2
7/ 8 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/ 7 12:27 太陽風は平均的な速さに近付いています。6月の黒点相対数は 25.4 でした。
2021/ 7/ 8 11:21 太陽風は低速に戻っています。太陽は穏やかです。
2021/ 7/ 9 13:03 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 7/10 13:13 太陽の北西の端の向こう側でCクラスフレアが3回発生しました。
2021/ 7/11 14:46 太陽風は平均的な速度です。太陽の北東に黒点が現れています。
最新のニュース

2021/ 7/12 12:29 更新
太陽風は低速になっています。高速太陽風が近付いています。

担当 篠原

太陽風の速度は昨日の午後に400km/秒台を割り、
310km/秒まで下がって、低速の風に変わっています。
磁場強度は、3〜4nTの間を変化して、
グラフの最後で5nTに少し上がっています。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。

27日周期の図を見ると、
前周期の6月15日に太陽風速度の高まりが到来しています。
SDO衛星AIA193の南半球のコロナホールの影響です。
今回も同じ頃と考えると、
これから太陽風に変化が始まるかもしれません。
注目してください。

前周期の速度の高まりは、5日ほど続いています。
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、南東(左下)の2841黒点群、北東(左上)の2842群と、
南西の端近く(右下)に黒点が見えています。

2841群でBクラスの小さいフレアが起きている程度で、
太陽は穏やかです。

SOHO衛星LASCO C2を見ると、
10日と11日(世界時)に、
太陽の反対側でCME(コロナ質量放出)が発生しています。
Xフレアを起こした2838群が
活動を続けているのかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。