宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/22 13:23 更新 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒から380km/秒へ少し上がり、 やや低速の状態です。 磁場強度は、 4nTからグラフの最後で7nTへ少し強まっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193を見ると、 北極から縦に伸びていたコロナホールが西に進み、 この後、弱い影響が見られるかもしれません。 現在の太陽の中心部から東側にかけては、 コロナホールは見られず、 基本的には、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、北西(右上)に2833黒点群があるだけで、 活動は穏やかです。 東端の向こう側から活動的な領域が近づいていますが、 まだ、北東の端(左上)に白斑が見え始めたくらいです。 SDO衛星AIA131の動画を見ると、 今のところ、東端の向こう側の活動が 強まっている様子はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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