宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/21 11:52 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は低下が続き、 今朝早くに400km/秒台を割っています。 現在は360km/秒と低速の状態です。 磁場強度は、5nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、全体的に北寄りの傾向です。 速度が下がってきたこともあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数は、小さい変化が1回起きた程度です。 SDO衛星AIA193は、太陽の中心部から東側にかけて、 コロナホールは見えません。 太陽風は、穏やかな風がしばらく続きそうです。 太陽は、2833黒点群が見えているだけです。 X線グラフは変化がなく、穏やかです。 STEREO Ahead衛星によると、 太陽の東端の向こう側に活動的な領域が南北両半球にあり、 明日か明後日にはこちら側に姿を現しそうです。 黒点が現れるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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