宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/ 7 11:57 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏もとても穏やかです。黒点が増えています。 担当 篠原 太陽風は、330km/秒と低速の風が続き、 グラフの最後では310km/秒へさらに遅くなっています。 磁場強度は、6nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。 磁気圏はとても穏やかで、AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは西半球に更に進み、 明日くらいから太陽風速度の高まりが見られるかもしれません。 変化は小規模に留まるのではないかと思います。 太陽は、中心部南側の2829群の黒点が増えています。 南西(右下)に昨日から現れていた黒点に 2830群と番号が付けられています。 また、北西(右上)の2827群の上側に黒点が現れ、 左側の2か所にも非常に小さい黒点が現れている様です。 X線グラフは特に変化はなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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