宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/ 5 13:18 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、昨日の300km/秒から 今日未明に書けて440km/秒へ速度が高まりましたが、 その後下がって、現在は350km/秒と低速に戻っています。 磁場強度は、5nT前後で推移しています。 磁気圏は静穏で、AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球の縦に伸びるコロナホールが、 太陽の中心線に達しています。 このため、3日後くらいの太陽風に 変化が見られるかもしれません。 その場合、コロナホールの東西の幅が狭いので、 変化は短い時間に留まりそうです。 太陽は、Bクラスの小さいフレアが続いています。 現在は北西(右上)の2827群の方が活動的の様です。 この2827群の左上に小さい黒点が現れています。 一方、昨日見えていた南西(右下)の小さい黒点は、 現在は消えています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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