宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/ 6 14:13 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は速度が330km/秒へ下がり、低速の状態が続いています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの後半から弱い南寄りになっていますが、 速度が下がっているため、磁気圏は静穏で、 AE指数は後半に小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の西側に少し進んでいます。 明後日くらいの太陽風に高まりが発生するかもしれません。 太陽は、南西(右下)に新しい黒点が現れています。 X線グラフは特に変化はありませんが、 今朝、6日5時(世界時5日20時)頃に、 太陽の南東(左下)でフィラメント噴出の様な 弱い爆発現象が発生しています。 SDO衛星AIA193による動画を掲載します。 CME(コロナ質量放出)も発生しているかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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