宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 5/ 6 13:07 更新 太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽は無黒点ですが、 北東の端(左上)の向こう側から活動的な領域が近づいています。 X線グラフの右端近くの高まり、 6日7時半(世界時5日22時半)に発生したB1.2の小さいフレアは、 東端の向こう側の領域で発生しています。 GOES-16衛星SUVI 304による動画を掲載します。 コロナのガスが激しく噴き上がる様子が撮影されています。 地球に対しては横向きに飛び出しているので、 影響はないでしょう。 太陽の東側を斜めから観測しているSTEREO Ahead衛星では、 フレアが発生した領域も見えています。 EUVI 195の動画を掲載します。 地球からはフレアが起きた場所は見えていないので、 本当のフレアの規模は、B1よりも大きかったと思われます。 明日にはこの領域は姿を現しそうです。 黒点の分布やフレアの活動など、注目してください。 太陽風は、330km/秒へ速度が下がり、 低速になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、 弱い北寄りから、0nT付近で小さく変化する様になっています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193は、低緯度域にコロナホールは見られず、 太陽風は、しばらく穏やかな風が続きそうです。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO AHead衛星から見たフレアの様子。EUVI 195。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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