宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 3/27 10:11 更新 太陽風は低速風に変わりそうです。太陽は穏やかな状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後以降ゆっくりと下がって、 現在は390km/秒と低速の風になりかけています。 磁場強度は5nTと平均的です。 磁場の南北成分は、弱い南向きの傾向が続き、 AE指数も500nT弱くらいの変化が続いています。 (途中でデータの更新が停止している様です) 太陽風のグラフを見ると、 最後のところで磁場は北向きに切り替わっています。 この傾向が続くと、磁気圏は穏やかになるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東側(左側)にコロナホールは見えていません。 27日前の前周期にはコロナホールが見えていたのですが、 消えたのかもしれません。 この領域がはっきり見えるようになるまで注目してください。 太陽では、2811黒点群は小さくなって消えそうです。 X線グラフは変化がなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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