宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/10 --- ---
2/ 9 --- ---
2/ 8 --- ---

黒点  2/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 426 +2.9
-2 h 435 +3.4
-4 h 415 +1.3
-6 h 426 +2.0
-8 h 425 +1.6
-10 h 444 +1.8
-12 h 458 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
2/10 0.7 3x10^2
2/ 9 0.7 5x10^2
2/ 8 0.8 3x10^2
2/ 7 0.7 1x10^3
2/ 6 0.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/ 5 12:39 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点です。
2021/ 2/ 6 12:57 太陽風はやや低速になっています。この後、高まるかもしれません。
2021/ 2/ 7 13:11 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2021/ 2/ 8 13:41 高速の太陽風が続いています。1月の黒点相対数は 10.4 でした。
2021/ 2/ 9 13:17 太陽風の速度は下がりかけています。小さい黒点が現れています。
最新のニュース

2021/ 2/10 13:08 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
SOHO衛星LASCO C3の太陽の上側を、
水星が左から右に通り抜けようとしています。
水星が太陽と地球の間に入る内合を迎えたためです。
周囲の星と同じくらいの明るさなので目立ちませんが、
他の星よりも少し速く画面を動いています。
約5日分の早送り動画です。



太陽風の速度は、昨夕に500km/秒に上がりましたが、
その後はゆっくりと低下して、
現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数は、昨夕に500nTの変化が起きた後は、
変化が見られなくなっています。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、
グラフの右端まで300km/秒台の低速の風が続いています。
一方、SDO衛星AIA193では、
南極から縦に伸びるコロナホールが目立っています。
前周期よりも低緯度側に広がっているので、
今回は影響が到来するかもしれません。
4日後くらいの太陽風の変化に注目してください。


太陽は、SDO衛星の可視光写真を拡大すると、
南東に小さい黒点がかろうじて見えているだけです。

X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。



太陽の上側を水星が通過しています。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。