宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 1/30 12:31 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の午後に400km/秒台を割って低速風になり、 現在は340km/秒まで下がっています。 磁場強度は3nTとやや弱い状態です。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球を縦に伸びるコロナホールが西半球側に進んでいます。 明後日くらいからこの領域の影響で 太陽風が強まる可能性があります。 太陽は今日も無黒点です。 X線グラフでは、 Bクラスの小さいフレアが、半日間隔で3回発生しています。 これらは、SDO衛星AIA193の北西側(右上)で明るく見える 2800黒点群があった領域で発生しています。 SOHO衛星によると、 太陽の右に向かって弱いCME(コロナ質量放出)も起きています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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