宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 1/28 12:57 更新 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽風は、550km/秒から530km/秒へ少し下がった程度で、 高速の状態が続いています。 磁場強度も、5nTから4nTへ少し下がっています。 AE指数は、500nT弱の小規模の変化が続いていて、 磁気圏はやや活動的です。 高速風は4日目に入っています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は既に低速になっています。 今回も、この後は次第に下がっていくのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 南極から縦に伸びるコロナホールが目立っています。 この領域の影響はどうなるでしょうか。 太陽は、北西側(右上)の黒点が少し大きくなり、 2800群と番号が付けられています。 一方、南西(右下)の2797群は小さくなって、 掲載の写真ではほとんど見えなくなっています。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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