宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/26 --- ---
1/25 --- ---
1/24 --- ---

黒点  1/26 (NOAA)
磁場 フレア
2797 2 α ---
2799 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:22 608 -4.6
-2 h 565 -2.0
-4 h 533 -3.4
-6 h 544 -7.2
-8 h 504 +1.2
-10 h 500 +3.8
-12 h 486 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -29 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
1/26 0.7 2x10^2
1/25 0.8 2x10^2
1/24 0.7 2x10^2
1/23 0.7 2x10^2
1/22 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 1/21 12:49 C1.4の小規模フレアが発生しています。太陽風は低速の状態が続いています。
2021/ 1/22 12:50 低速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2021/ 1/23 13:08 新しい黒点が現れています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2021/ 1/24 12:29 太陽風はやや低速になっています。磁気圏は概ね静穏です。
2021/ 1/25 12:50 太陽風は平均的な速さになっています。
最新のニュース

2021/ 1/26 12:31 更新
600km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夕に500km/秒程度に高まり、
高速の風に変わりました。
そして、今日の昼頃からは600km/秒に達しています。

太陽風の磁場強度も、
昨日のニュース以降は10nTに強まりました。
今朝くらいから少し下がって、
現在は7nTとなっています。

磁場が強まるとともに、南北成分の変化も大きくなり、
-8nT程度の南向きの変化が度々発生するようになりました。
速度が高まったことも重なって磁気圏の活動は活発になり、
AE指数は1000nT前後の大きい変化が繰り返し発生しています。
極域では活発なオーロラの活動が見られたのではないでしょうか。

27日周期の図では、
太陽風の推移は前周期とだいぶ変わっています。
高速太陽風はどこまで続くでしょうか。
今後の推移に注目してください。


太陽は、2799黒点群が西の端に近づいて、
もうすぐ沈みそうです。
X線グラフのBクラスの変化は、この2799群で発生しています。

一方、中央部の北半球側に非常に小さい黒点が現れています。
発達するでしょうか。

STEREO Ahead衛星によると、
太陽の東端の向こう側に活動的な領域はない様です。
太陽は、穏やかな状態が続きそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。