宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 1/27 12:15 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽風は高速の状態が続いています。 昨日のニュースの頃は600km/秒に高まっていましたが、 夜に500km/秒まで一旦下がり、 以降は、530km/秒前後で推移しています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁気圏はある程度活動的な状態が続いていて、 AE指数は、小規模の変化が続き、 500nTに達する中規模の変化も発生しています。 高速太陽風は始まって2日ほどになっています。 どこまで高速の風が続くでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 東側(左側)の南北にコロナホールが見えています。 5日後くらいからは、 これらの領域の影響がやって来るかもしれません。 太陽は、2799黒点群が西の端に沈み、 南西(右下)に2797群と、 SDO衛星の写真を拡大すると分かる程度ですが、 中央部の北半球側にとても小さい黒点が2か所に見えています。 SDO衛星AIA193で明るく光っている領域です。 X線グラフの変化は特になく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |