宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 9 --- ---
1/ 8 --- ---
1/ 7 --- ---

黒点  1/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 324 +0.6
-2 h 318 -0.8
-4 h 332 -1.0
-6 h 343 -1.5
-8 h 368 +0.3
-10 h 373 +0.1
-12 h 375 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 3 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
1/ 9 0.7 2x10^2
1/ 8 0.7 2x10^2
1/ 7 0.7 2x10^2
1/ 6 0.7 2x10^2
1/ 5 0.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 1/ 4 14:23 太陽風の速度は300km/秒に下がっています。太陽は無黒点です。
2021/ 1/ 5 13:08 低速の太陽風が続き、磁気圏も静穏です。12月の黒点相対数は 21.8 でした。
2021/ 1/ 6 12:38 太陽風の速度が高まっています。磁気圏の乱れも発生しています。
2021/ 1/ 7 12:57 高速の太陽風が続いています。太陽の右上にCMEが噴出しています。
2021/ 1/ 8 12:47 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2021/ 1/ 9 13:55 更新
フィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

昨日、8日12時(世界時8日3時)と8日21時(世界時8日12時)に、
半日ほどおいて2回のフィラメント噴出が
太陽の南西側(右下)で発生しました。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。

1つめは南寄り、2つめは西寄りの領域で起きています。
1つめのフィラメント噴出による
CME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
きれいな円形のガスが太陽の右に向かって飛び出しています。
太陽の中心からは外れていますが、
4日後の13日くらいに
太陽風磁場の強まりなどがやって来るかもしれません。

2つめのCMEは、該当する時間帯の写真が得られていません。
今後の更新で確認できるかもしれません。
こちらも太陽の中心からは外れていますが、
1つめと同様に、磁場の強まりなどが到来する可能性があります。


今日も太陽は無黒点です。
X線グラフは、Aクラスの小さい変化が起きているだけで、
穏やかです。


太陽風は、今日に入る頃に速度が400km/秒台を割り、
現在は320km/秒と低速の風になっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、
AE指数は変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中央部にコロナホールは見られません。
太陽風は、基本的には穏やかな状態が続きそうです。




太陽の南西部で発生した2つのフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1つめのフィラメント噴出によるCMEの広がり。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。