宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 1/11 12:58 更新 太陽風の速度は290km/秒へ下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は290km/秒へ下がり、 更に低速になっています。 磁場強度も5nTから2nTに下がり、弱くなっています。 27日周期の図の前周期と同様に、 かなり低速の太陽風になっています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤で南向きがしばらく続き、 AE指数は、この頃に小規模の変化が起きています。 その他の時間帯は変化がなく、磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは見られず、 低速の太陽風はこの後も続きそうです。 太陽の南東(左下)に現れた黒点は、 今日もSDO衛星の拡大写真でかろうじて見える程度です。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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