宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 5 --- ---
1/ 4 --- ---
1/ 3 --- ---

黒点  1/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 311 +0.5
-2 h 298 +2.5
-4 h 306 +0.3
-6 h 315 +1.4
-8 h 300 -0.4
-10 h 300 +2.3
-12 h 301 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 16 -/ -
-6 h 15 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
1/ 5 0.7 7x10^2
1/ 4 0.8 6x10^2
1/ 3 0.7 6x10^2
1/ 2 0.7 6x10^2
1/ 1 0.8 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/12/31 10:51 太陽風は平均的な速度に戻りかけています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 1/ 1 12:18 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 1/ 2 10:40 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。
2021/ 1/ 3 10:10 太陽風の速度は更に下がり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 1/ 4 14:23 太陽風の速度は300km/秒に下がっています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2021/ 1/ 5 13:08 更新
低速の太陽風が続き、磁気圏も静穏です。12月の黒点相対数は 21.8 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、12月の黒点相対数の月平均値は
21.8 と発表されました。
11月の34.0からは下がっていますが、
1枚目のグラフを見ると、順調に増加が続いている印象です。

無黒点の日数は2日と、
11月の1日に続いてとても少ない状態でした。

一方、Cクラス以上のフレアの発生は、
月の前半だけに留まっていて、
後半からは現在に至るまで静かな状態が続いています。
フレアの本格的な増加がいつになるのかは、
今年の太陽活動の注目点でしょう。



その太陽は、今日も無黒点です。

SDO衛星AIA193では、明るく光る領域もなく、
活動はとても穏やかです。

STEREO Ahead衛星を見ても、
太陽の東端の向こう側に活動的な領域はなく、
無黒点の状態はしばらく続くかもしれません。


太陽風は、300〜310km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は、5nTから8nTに少し高まっています。

磁気圏は静穏で、
AE指数は、小規模の変化が一時的に起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
西側に進んだ小型のコロナホールが見えにくくなっています。
影響が見られるとするとそろそろかと思いますが、
太陽風の変化は小規模に留まりそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期の12月10日に太陽風の急な変化
(速度と磁場の高まり)が発生しています。
これは、世界時7日のC7.4の小規模フレアに伴って発生した
CMEによる乱れが関係していると考えられます。
突発性の変化なので、
今後の太陽風を考える際には注意が必要です。

この変化の前に当たる9日の時点でも、
速度や磁場強度の弱い高まりが起きています。
この様な変化は今回も見られるかもしれません。




太陽黒点相対数の長期変化。12月の黒点相対数は 21.8 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。