宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 1/ 2 10:40 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の状態で推移しています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は、小さい変化が2回見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 小さいコロナホールが太陽の中心部の南北に見えています。 中心線付近にあるので、 速度の高い太陽風が地球の方向に噴き出しているところです。 広がりが小さいので、影響は小規模になりそうですが、 3日後くらいの太陽風に変化が見られるかもしれません。 太陽は、2795黒点群でBクラスの小さいフレアが 3回ほど発生しています。 黒点としては縮小の傾向で、 掲載の写真ではほとんど見えなくなっています。 2794群も西の端に近付いていて、 この後、太陽は無黒点になるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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