宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/30 12:59 更新 太陽風はやや高速の状態です。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は、480km/秒とやや高速の状態で推移しています。 磁場強度は、5nTから7nTへ少し強くなっています。 磁場の南北成分は、 太陽風のグラフの後半で弱い南寄りになっています。 AE指数は小規模の変化が見られる程度で、 磁気圏は概ね静穏です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中央部にコロナホールは見られません。 太陽風の高まりはどこまで続くでしょうか。 太陽は、2つの黒点群が見えていますが、 左側の2795群は少し小さくなっている様です。 しかし、その2795群で、 今朝、30日6時(世界時29日21時)に B6.6の小さいフレアが発生しています。 SDO衛星のAIAカメラの動画を見ると、 2795群の左側の黒点付近で 小さい爆発が頻繁に起きています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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