宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/12/ 4 12:08 更新 太陽風は低速になっている様です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 DSCOVR衛星の太陽風速度のデータは、 グラフの中盤から500km/秒台に高まっていますが、 ACE衛星やSOHO衛星のデータを参照すると、 この変化はデータエラーの様で、 太陽風は350〜370km程度の低速の風になっている様です。 磁場強度は4nTから6nTへ少し上がっていますが、 平均的な状態です。 南北成分は北寄りの時間が長く、磁気圏は静穏です。 AE指数は、磁場が南寄りになっていた頃に 小規模の変化が起きていますが、 その他は静かに推移している様です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、東の端(左端)から現れた領域に、 小さい黒点が1個見えている様です。 今日の時点では、群番号は付けられていません。 一方、2785群は西の端(右端)に近付いていて、 この後、見えなくなるでしょう。 昨日から今日にかけて、 南東(左下)の2790群で、 C1の小規模フレアが2回発生しています。 特に活動が高まっているという様子ではありませんが、 この後もフレアの発生が続くかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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