宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:15)
今日、C1.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 09:18 C1.6
12/ 4 08:48 C1.4
12/ 3 10:48 C1.7

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2785 1 α ---
2786 3 α C2
2790 4 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:06 354 +0.6
-2 h 351 -1.1
-4 h 342 +1.3
-6 h 362 +1.6
-8 h 320 +0.0
-10 h 379 +0.4
-12 h 386 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -8 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.1 3x10^2
12/ 5 1.3 5x10^2
12/ 4 2.6 1x10^3
12/ 3 3.0 2x10^3
12/ 2 5.6 1x10^3
12/ 1 6.5 6x10^2

静か 激しい 非常に


















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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/11/30 12:09 太陽の東端でM4.4の中規模フレアが発生しました。活動領域はこれから現れます。
2020/12/ 1 12:20 太陽の南東から新しい黒点が現れました。太陽風は530km/秒の高速風になっています。
2020/12/ 2 12:30 新しい黒点は2790群となりました。太陽風は平均的な状態です。
2020/12/ 3 13:27 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。11月の黒点相対数は 34.0 でした。
2020/12/ 4 12:08 太陽風は低速になっている様です。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2020/12/ 5 14:15 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

DSCOVR衛星のデータが不調の様なので、
太陽風は、ACE衛星のグラフを掲載しています。
速度は、350〜400km/秒とやや低速の状態になっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りか0nT付近で推移しています。
磁気圏は穏やかの様で、
AE指数は、グラフが見にくい状態が続いていますが、
目立つ程の変化は起きていません。

SDO衛星AIA193は、
中央部にやや淡いコロナホールが見えている様ですが、
広がりは小さいので、穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、南東(左下)の領域に小さい黒点が数個見えていますが、
群番号はまだ付けられていません。

一方、2785群が西の端(右端)に沈んで行きました。
この後、2786群も見えなくなります。

今朝、5日9時(世界時5日0時)に、
2790群でC1.6の小規模フレアが発生しています。
X線グラフが長時間高まるフレアで、
弱いCME(コロナ質量放出)も発生しているかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。