宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/11/16 12:36 更新 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒の低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向になっています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北東側(左上)に小さいコロナホールが見えています。 27日前の前周期には、この辺りに広いコロナホールが見えていたのですが、 現在は広がりが変化している様です。 27日周期の図の前周期の10月23日に始まる高速太陽風は、 今回はどの様になるでしょうか。 太陽は、2781黒点群が西に沈み、無黒点になっています。 SDO衛星AIA193では、南東の端(左下)から明るい領域が現れていますが、 今のところ黒点は見えない様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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