宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/11/17 12:34 更新 太陽風の速度は290km/秒に下がっています。太陽の東端に黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒からもう少し下がって290km/秒と、 かなり低速になっています。 磁場強度は、4nTから2nTへ下がって弱くなっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は特に変化は起きていない様です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 北東(左上)に小さいコロナホールが見えている程度で、 この後も太陽風は穏やかに推移しそうです。 一方、27日周期の図の前周期の太陽風では、 およそ3日後に相当する10月23日の後半から速度が高まっています。 今回はこの高まりはどうなっているでしょうか。 もう少し先ですが、注目してください。 太陽は、南東の端から黒点が現れています。 SDO衛星AIA131では、特に活動している様子は見られず、 比較的穏やかな領域の様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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