宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:59)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/15 --- ---
7/14 --- ---
7/13 --- ---

黒点  7/15 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 361 +0.3
-2 h 340 +1.4
-4 h 343 +1.5
-6 h 351 +2.5
-8 h 356 +2.0
-10 h 359 +0.2
-12 h 363 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -44 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -38 -/ -
-6 h -44 -/ -
-8 h -49 -/ -
-10 h -51 -/ -
-12 h -53 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
7/15 0.7 2x10^2
7/14 0.7 2x10^2
7/13 0.8 2x10^2
7/12 0.8 2x10^2
7/11 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 7/10 14:31 太陽の南西に小さい黒点が見えています。低速の太陽風が続いています。
2020/ 7/11 13:31 2766黒点群が再び現れて消えています。低速の太陽風が続いています。
2020/ 7/12 12:53 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/13 12:16 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/14 12:22 太陽風の磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が高まっています。
最新のニュース

2020/ 7/15 11:59 更新
太陽風の変化は弱まり、磁気圏は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の乱れは、通りすぎようとしています。
10nTに強まっていた磁場強度は、ゆっくりと低下して、
現在は5nTと平均的な値に戻っています。
速度は、昨日のニュースの後に再び380km/秒へ高まりましたが、
昨夜以降は低下して、現在は350km/秒です。

南向きに振れていた磁場の南北成分は、
昨夜には0nT付近に下がり、
以降、小さい変化に留まっています。

このため、磁気圏の活動も、
昨日の夕方までは
AE指数で500nTを越える変化になっていますが、
以降は変化が見られなくなり、
磁気圏は穏やかになっている様です。

Dst指数の速報値は、値が更新されて、
最大の変化は -65nTと、
磁気嵐の規模は少し小さくなっています。
Dst指数のグラフはゆっくりと0nTに近付いていて、
こちらの変化もやがて終息するでしょう。

この後は、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽では、南東(左下)の南緯32度くらいの位置に、
新しい第25期の磁場の並びを持つ
とても小さい黒点が現れています。
掲載しているSDO衛星の可視光写真では、
かろうじて見えるくらいの大きさです。

X線グラフは、半日前から強度が少しだけ上がっています。
この領域の影響かもしれません。
(西の端の領域に関係するのかもしれません)
この後、黒点は大きくなるでしょうか。



Dst指数の速報値は、最大で -65nTの変化と小規模の磁気嵐が起きています。
(c) 京都大学WDC


太陽の南東に現れた第25期の小さい黒点。SDO衛星の磁場と可視光写真。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。