宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 6/13 10:24 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は330km/秒へ下がり、低速の風になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は0nT前後で小さく変化する程度で、 速度も下がっているため、磁気圏は穏やかです。 オーロラの活動度を示すAE指数は、ほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AAI193の太陽コロナ写真では、 低緯度域は全体がぼんやりと光っていて、 コロナホールは見られません。 8〜11日に見られた様な弱い高まりは起きるかもしれませんが、 基本的には太陽風は穏やかな状態が続くでしょう。 太陽は、北西(右上)に見えていた小さい黒点はその後消えてしまい、 現在は南西(右下)の2765黒点群だけになっています。 X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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