宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2020/ 5/24 11:11 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は低速の風が続いています。 速度は、350km/秒から330km/秒へ少し下がっています。 磁場強度も4nTから2nTへ下がり、弱くなっています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていますが、 速度が下がっていることもあって、磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南極から縦に伸びるコロナホールが良く見える様になっています。 5日後くらいに影響がやって来るかもしれません。 それまでは穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化の見られない状態です。  SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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