宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/12 12:00 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に340km/秒まで上がり、 その後はゆっくりと下がって、現在は320km/秒です。 値としては小さい変化で、低速の太陽風が続いています。 磁場強度は、5nTから2nTへ下がり、弱くなっています。 南北成分は、南寄りの傾向が続いていますが、 強度が下がって南向きの変化も小さくなっています。 速度も低いので磁気圏は穏やかです。 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールは見られず、 このまま穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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