宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/11 12:08 更新 低速の太陽風が続いています。太陽風の磁場が南寄りになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 300km/秒から330lkm/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは弱い北寄りでしたが、 後半から南向きに少し強まっています。 速度が下がっているので、影響は限定的ですが、 AE指数では、300nTの小規模の変化が発生する様になっています。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールは見られず、 穏やかな太陽風が続きそうです。 一方、この後も磁場の南寄りの傾向が続くと、 磁気圏では小規模の活動が続きそうです。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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