宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 8 --- ---
5/ 7 --- ---
5/ 6 --- ---

黒点  5/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 333 +0.7
-2 h 325 -0.2
-4 h 326 -1.8
-6 h 333 +1.1
-8 h 333 +1.4
-10 h 336 +1.8
-12 h 338 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 4 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 3x10^1
5/ 8 0.8 2x10^2
5/ 7 0.8 2x10^2
5/ 6 0.7 1x10^2
5/ 5 0.8 1x10^2
5/ 4 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 5/ 3 13:20 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2020/ 5/ 4 13:04 太陽に小さい黒点が2か所発生しています。低速の太陽風が続いています。
2020/ 5/ 5 11:19 太陽は無黒点になっています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2020/ 5/ 6 12:31 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りになって、磁気圏の活動をやや高めています。
2020/ 5/ 7 13:45 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/ 5/ 8 12:30 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。4月の黒点数は 5.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
4月の黒点相対数の月平均値は、 5.4 と発表されました。

月平均値が 1前後を脱したのは、1月の 6.4 以来です。
と書くと、ついこの前という感じを受けますが、
そのもうひとつ前は、昨年5月の 9.9 まで遡ることになります。
数値としては小さいですが、久しぶりに増えたなという印象です。

4月は、初めの頃に2759黒点群が現れ、
後半に、2760〜2763群と一気に群番号が増えました。

1日毎の黒点相対数の最大値は、4月27日の 29 です。
これ以上の記録を探すと、途中に 27 という惜しい記録がありますが、
2019年3月22日の 30 まで遡ることになります。
1年を少し超えるくらいの久しぶりの数値です。

このため、無黒点の日数も今回は減って、20日となっています。
1月を除くと、25日を超える月が連続していたので、
一段下がったなと感じるグラフになっています。

5月に入ってから、黒点は再び見えなくなっていますが、
この後はどのような推移になるでしょうか。



現在の太陽は無黒点です。
X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。


太陽風は、330km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向は終わって、
0nTを挟んで南北に小さく変化していあす。
磁気圏は穏やかで、AE指数は小規模の変化も起きていますが、
変化のない時間帯が長くなっています。

SDO衛星AIA193では、極域以外にコロナホールは見られず、
太陽風は、このまま穏やかに推移しそうです。




太陽黒点相対数の長期変化。4月の黒点相対数は 5.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。