宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 1 --- ---
4/30 --- ---
4/29 --- ---

黒点  5/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2760 2 β ---
2762 1 α ---
2763 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 297 +2.2
-2 h 294 +1.6
-4 h 275 +1.0
-6 h 269 +1.3
-8 h 279 -0.1
-10 h 287 +1.9
-12 h 291 +2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 12 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 5x10^1
5/ 1 0.8 2x10^2
4/30 0.7 2x10^2
4/29 0.8 3x10^2
4/28 0.7 2x10^2
4/27 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 4/26 12:44 黒点に2760群と番号が付けられました。太陽風は平均的な状態です。
2020/ 4/27 13:06 太陽風は平均的な速度です。磁気圏はやや活動的な状態です。
2020/ 4/28 12:41 新しい黒点が発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2020/ 4/29 12:57 太陽の北西に新しい黒点が現れています。太陽風は低速になっています。
2020/ 4/30 12:23 2760黒点群に再び黒点が現れています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/ 5/ 1 12:21 更新
新しく2763黒点群が発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。

担当 篠原

昨日の夕方くらいから、太陽の北東(左上)に新しい黒点が現れました。
2763黒点群と番号が付けられています。
黒点は夜にかけて大きくなり、その後は小さくなって、
現在は拡大写真で微かに見える程度です。

一番大きく見えていた頃の写真を掲載します。
現れた位置は北緯32度と高く、
磁場の極性は左にS極、右にN極となっていて、
北半球における新しい第25活動周期の順番です。

4月25日に現れた2760群は赤道に近く、第24期の黒点群でしたが、
以降、27日に2761群、29日に2762群、そして30日に2763群と、
新しい活動周期の黒点群の発生が続いています。

太陽では、この他に、2760群と2762群が見えています。


太陽風は、300km/秒から280km/秒へ下がり、
再び300km/秒へ上がる小幅の変化をしています。
かなり速度の下がった状態です。
磁場強度は、グラフの前半は2nTと弱くなっていましたが、
後半は4〜5nTと平均的な状態になっています。

南北成分は弱い北寄りに傾向が変わっています。
このため磁気圏はとても穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193は、
太陽の中心部に淡いコロナホールが見えている様です。
3日後くらいに弱い影響が見られるかもしれません。
その他の低緯度域はぼんやりと光っているだけで、
太陽風は基本的には穏やかに推移しそうです。



太陽の北東(左上)に現れた2763黒点群。SDO衛星による磁場と可視光の写真。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。