宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 4/26 12:44 更新 黒点に2760群と番号が付けられました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 昨日の昼に太陽の東側に見え始めた小さい黒点は、 2760群と番号が付けられました。 位置は南緯7度と赤道に近く、 磁場は左にS極、右にN極と並んでいて、 現在の第24活動周期の黒点の様です。 NOAAの報告書で新しく群番号が付けられたのは、 4月1日以来で、25日ぶりです。 X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。 また、SDO衛星AIA193では、 北東(左上)の端から明るく光る領域がこちら側に回ってきましたが、 今のところ黒点は見えない様です。 太陽風は、速度が420km/秒から380km/秒へ下がり気味です。 磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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