宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 4/28 12:41 更新 新しい黒点が発生しています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 昨日のニュースのすぐ後に、 2760黒点群の右下の領域に新しい黒点が発生しました。 夕方にかけて大きくなり、その後は次第に小さくなっていますが、 現在の可視光写真でも見ることができます。 磁場の並びは、2760群とは逆で、南半球の第25期の順番です。 現れた位置は南緯18度くらいです。 今朝のNOAAの報告書では、群番号は付けられていませんでした。 この後、番号が付けられるでしょうか。 一方、2760群は昨日よりも小さくなっています。 このまま消えてしまうかもしれません。 X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。 太陽風は、速度は400km/秒前後、磁場強度は5nTと、 どちらも平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りで、 AE指数は500nT程度の中規模の変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールは見られず、 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 2760黒点群の右側に黒点が発生しました。SDO衛星による磁場と可視光の写真。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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