宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 4/25 13:20 更新 太陽に小さい黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 SDO衛星AIA193の太陽の東側の赤道付近で明るく光っていた領域に、 今日の昼頃に小さい黒点が発生した様です。 掲載の可視光写真でもぼんやりと見えています。 出現した緯度が低いことと、磁場の極性の順番から 現在の第24活動周期の黒点の様です。 (いつまで「現在の」という言葉を使って良いのか、 表現方法として悩ましい問題です) X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。 また、SDO衛星AIA193の北東の端(左上)も少し明るくなっています。 この後、ここから活動的な領域が姿を現しそうです。 黒点は見えるでしょうか。 太陽風は、370km/秒から400km/秒に少し速度が上がっています。 磁場強度も、3nTから5nTに少し上がっています。 それぞれ、変化した後は平均的な値です。 磁場が一段強まった頃に、 南北成分の南北の変化が少し大きくなりました。 その影響で、AE指数の変化も少し高まっています。 現在は磁場の南北の変化は小さくなっていて、 AE指数も静かになってきた様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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