宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 4/23 12:11 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜遅くまで470km/秒とやや高速の状態が続きましたが、 今日に入ると下がり始め、 現在は410km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りの傾向が続いていて、 AE指数は小規模の変化が度々発生しています。 太陽風の速度が下がってきたためか、 AE指数の変化も次第に小さくなっています。 SDO衛星AIA193では、南極域にコロナホールが見えていますが、 その他の領域はぼんやりと光っていて、コロナホールは見られません。 この後の太陽風は、穏やかに推移しそうです。 太陽は無黒点が続いています。 SDO衛星AIA193の東端(左端)の赤道付近に、 明るく光る領域が現れています。 ここは、しばらく前からSTEREO Ahead衛星で見えていて、 こちら側に回ってくるのを待っていたのですが、 今日のSDO衛星の可視光写真では白斑が見えるだけで、 黒点はない様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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