宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 4/17 14:06 更新 太陽風は低速になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 昨日に続いて、ロシア・ムルマンスク州で撮影された オーロラの写真を紹介します。 1月5日から31日にかけての写真です。 1枚目の写真は、人々が生活している感じが伝わってきます。 冬はこんな景色で暮らしているのですね。 2、3枚目は、オーロラの光の帯の折れ曲がる姿がとても印象的です。 4枚目は、撮影場所の選択の見事さですね。 この日の月は上弦より少し前くらいの大きさですが、 背景の雪山も見事に照らされています。 次回は2月に撮影されたオーロラを紹介します。 太陽風の速度は、400km/秒から300km/秒へ下がり、 低速の風に変わっています。 前周期の高まりは消えている様です。 磁場強度も2〜3nTと弱くなっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南極からコロナホールが少し伸びています。 緯度が高めの領域までしか伸びていないので、 影響は小さいのではないでしょうか。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 (c) 福島留美氏、リペン・V氏 1月8日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、ステパーネンコ・A氏 1月30日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、ステパーネンコ・A氏 1月30日にロシア・ムルマンスク州のアパチット市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、ジガーノフ・V氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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