宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/16 --- ---
4/15 --- ---
4/14 --- ---

黒点  4/16 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:41 421 -1.8
-2 h 425 -1.9
-4 h 441 -2.3
-6 h 419 -0.9
-8 h 419 -1.8
-10 h 399 +2.2
-12 h 406 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 2x10^1
4/16 0.8 1x10^2
4/15 0.8 2x10^2
4/14 0.8 2x10^2
4/13 0.7 2x10^2
4/12 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 4/11 12:58 太陽風は低速です。磁気圏も概ね静穏です。
2020/ 4/12 12:38 太陽風の速度は400km/秒台に戻っています。
2020/ 4/13 12:06 太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動がやや高まりました。
2020/ 4/14 12:46 太陽風は平均的な速度で安定しています。太陽は無黒点が続いています。
2020/ 4/15 12:15 太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2020/ 4/16 12:55 更新
太陽風は平均的な速度が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、
この冬の期間に撮影されたオーロラの写真をいただきました。
ムルマンスクも新型コロナウイルスのため
様々な苦労をされているそうです。
届いた写真たちを今日から順番に紹介したいと思います。

最初の4枚は、今年の初め、
1月1日から5日にかけての撮影です。
1〜4日は太陽風が低速で、磁気圏も静かでしたが、
5日には速度の高まりがやって来て、磁気圏の変化も高まりました。
と言っても、掲載のオーロラ写真はどれも素晴らしいものです。
オーロラは雪景色が似合いますね。



昨日から今日にかけて、太陽風は400〜450km/秒と
平均的な速度が続いています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、
昨日に続き、弱い南寄りの傾向になっています。
AE指数は200nT程度の小さい変化が頻繁に発生していますが、
磁気圏は全体としては穏やかの様です。

太陽風の速度は、今のところ、
27日周期の図の前周期ほどの高まりにはなっていません。
前周期の高まりは5日後くらいまで続いているので、
引き続き変化に注目して下さい。


太陽は今日も無黒点です。
SDO衛星AIA193では、明るく光る場所もほとんど見られず、
とても穏やかな状態が続いています。



1月1日にロシア・ムルマンスク州のテリベルカ村で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、クズネツォフ・V氏


1月4日にロシア・ムルマンスク州のトゥロマ村で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ステパニュク・V氏


1月4日にロシア・ムルマンスク州のコヴドール市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、シェヴェリョフ・K氏


1月5日にロシア・ムルマンスク州のテリベルカ村で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ペトラコフ・A氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。