宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 4/11 12:58 更新 太陽風は低速です。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から400km/秒に少し高まり、 再び350km/秒に戻るという小幅の変化をしています。 現在も低速の状態です。 磁場強度は、4nT前後で推移しています。 この後、やや弱い状態になるかもしれません。 磁場の南北成分は、-5nT程度の南向きの変化が発生しています。 この頃に、AE指数は300〜500nTの変化をしています。 全体としては磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にコロナホールは見られません。 一方、27日周期の図では、 前周期の3月19日以降太陽風の速度が高まっています。 4月15日くらいからこの変化が回帰するかもしれません。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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