宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 3/15 12:43 更新 太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へゆっくりと下がり、 低速の風になっています。 磁場強度も2〜3nTに下がり、弱くなっています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は時々小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 低緯度域にコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 一方、27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、2月19日以降速度がやや高まっています。 この頃もコロナホールは見られず、 速度の高まりが突然やって来た印象でした。 今回はどの様な推移になるでしょうか。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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