宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 2/27 12:30 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、3〜5nT程度で小さく変化しています。 27日周期の図の前周期の推移と違い、 穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は400nTの小規模の変化が1度起きている程度で、 その他はほとんど変化していません。 今回はこのまま低速の風が続くのでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域に目立つ程のコロナホールはありません。 太陽は今日も無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 STEREO Ahead衛星によると、 太陽の東端の向こう側の赤道付近に、 小さい活動領域が新しく現れている様です。 昨日紹介したもう一つの領域とともに、 もうすぐこちらから見える様になりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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