宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 2/26 11:58 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方くらいに350km/秒へ下がり、 現在も340km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 速度も下がり、磁気圏はかなり静かになっています。 AE指数は、小さい変化がひとつ見える程度で、 その他はほとんど変化のない状態です。 27日周期の図では、 前周期の太陽風は速度が400km/秒台に高まっていたのですが、 今回は反対に300km/秒台に下がっています。 この後はどの様に推移するでしょうか。 太陽は無黒点です。 今月の黒点相対数は、再びかなり低い値になりそうです。 STEREO Ahead衛星を見ると、 太陽の東端の少し奥に活動的な領域があります。 こちらに見えてくるのは、2〜3日後となりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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