宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/15 15:55 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は少しだけ上がって、 380〜400km/秒と平均的な速さになっています。 磁場強度も、7nTくらいに少し強まっています。 27日周期の図を見るとよく分かりますが、 目立つ程の変化ではありません。 太陽風は穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、ほとんどは北寄りになっていますが、 一時的に、-5nT程度の南向きの変化が起きていて、 この頃に、磁気圏で小規模の活動が起きていたかもしれません。 その他は穏やかな状態が続いているでしょう。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心に見えています。 3日後くらいから、この領域による太陽風の高まりが始まりそうです。 前周期は、600km/秒に届くくらいの高速風が到来しましたが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、無黒点で穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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